こんにちはふぁんたろーです。
新人をどう育てたらいいかわからない、うちの新人は使えないと嘆く前に教育方針を見直してみましょう
この記事では教育を受ける人を4つのタイプに分類し、伸ばし方と管理の仕方を分類するいたってシンプルな方法を紹介します。研修や本などでは載ってない、新人の教育方法をその新人の性格から導き出します
新人との接し方で教育方法は決まる
教育方法と書いてはいますが、この記事の趣旨は教育する相手の接し方を決める方法がメインです。
記事を読まれる方はこれから教育するにあたって最初にどうしようか悩んでいる方、すでに教育を始めているがなかなか新人が育たない、新人との距離がつかめないなど接し方がわからないという悩みが多いのではないかと思います。
相手との距離の取り方が重要
新人教育は、相手との接し方さえ最初に正しく見極められれば大きな失敗はしません。逆に接し方を間違えると絶対に成長しないです。
新人の社会人人生のはじめの一歩を輝かしいものにしてあげられるようにしたいですし、育てる側もエースを育て上げたという実績も残したいですよね。
ふぁんたろーの教育実績がこれまで20人近いのですが、やはりエース級に育った子は2人くらいでしょうか。逆に失敗があるからこそ見えてきた新人との接し方があります。
一番はほめて伸ばすのか叱って伸ばすのかです。そして管理を細かくするのかある程度放任するのかこの選択を間違えないことがこの先の教育結果を大きく左右します。
育て方 性格と仕事に対する姿勢からタイプを分類
下にイメージを作りました。一緒に仕事を始めてから数週間から数か月もすれば物事に対する積極性と、素直さについては見えてくると思います。
積極性と素直さから4つに分類してみました。
もちろん皆さん個々の性格に合わせて教育者の態度や教育方針を決めていると思いますがおそらく皆さんの教育方針は逆の選択をしてしまっていると思います。
何が逆なのかを含めてこれから解説していきます。
積極的で素直 未来のエース
いわゆるその年の当たり新人です。10年に一人受け持てるか否かの逸材ですので大切に育てましょう。
このタイプの子は本当に扱いやすいのでついつい褒めて放任しがちですが、実際には非常にモチベーションが高く向上心もあるので時には厳しく接し、管理についても業務の細分化をしっかり行ってあげることで一気に花開きます。
自分を追い抜いてもらうくらいの気持ちで接する
一人の戦力として対等な関係を作ってあげることで業務へのモチベーションを高めつつ、高い領域の仕事目線を身に着けさせることで周りからの評価も高まるでしょう。
気を付けてほしいのは先輩が、追い抜かれることを恐れて成長にブレーキをかけないことです。追い抜かれたっていいんです。くらいの気持ちで構えておかないと先輩の半端な気持ちは見抜かれています。
積極的で我が強い トラブルメーカー
仕事に対して俺流があるタイプです。社会のこともわかってない中の俺流なので正直その鼻をへし折ってやりたい気持ちはよく分かりますが教育者たるもの
仏の心で接しましょう、接し方は正しくできたことに関してはちゃんと褒めてあげてください。普段鼻につくことが多いタイプですので、中々褒められないかもしれませんがそれでもよかったことは見てあげるべきです。このタイプは我流で仕事を進めていくうちにトラブルを抱えて、自分でどうしようもなくなってから報告するタイプが多いです。
おさえつけたい気持ちをぐっとこらえて
普段の活動をマイクロマネージすると、間違いなく従わないタイプです。抑えるところはしっかり押さえてある程度本人に任せることによって伸びていきます。またこのタイプは褒めても素直に喜べないタイプが多いので、頼りにしているよという気持ちを見せてあげると頑張れるタイプです。
先輩からすれば危なかったしいので頼りもクソもないかもしれませんが。。。
素直で受け身 マイペース
先輩の話をうんうんと聞いているが質問が来なかったり、自発的に何かを始めるタイプではない、マイペースなタイプです。
新人のうちはやり方がわからないので受け身になりがちですが、素直な分吸収は早いので厳しく接してあげても反抗はされないです。
実はちゃんと先輩を見ています
なにかを説明してあげたり気にかけてあげても最初のうちはリアクションが薄いかもしれません。ですがちゃんと自分自身で理解するまでに時間がかかるのと、自分で動き出すきっかけを作れるような環境が必要なのであまり細かく管理はせずに、できていなかったところをしっかりフォローすることで徐々に業務を自発的にこなせるようになれば伸びていくでしょう
我が強くて受け身 the最近の若者
20年近くたってようやくわかってきました。「最近の若いもんは・・・」と何十年も前から言われてきたのはこのタイプだと。
プライド高いです。でも自分から動きたくないです。権利を主張し義務を果たさない典型例がこのタイプになります。
ただ配属されてから長いと数か月はこのタイプだと気づけないケースがあります。なぜならば新人は誰しもが最初はそれっぽくふるまうからです。
とにかく褒める
またこのタイプは先輩社員から怒られやすく、何度怒られても自分のプライドからやり方を変えない強情なところもあります。
このタイプは数少ない褒められる場所を見つけるのが最優先、つまりいいところを見つけて徹底的に伸ばす必要があります。
また管理についても最低限やらなければならないこと、ルールは抑えて、活動のハードルそのものはなるべく下げてあげる必要があります。
新卒新人それぞれに合った教え方を
キャラクター別に特徴と接し方、管理方法について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
おそらく全く逆の接し方管理方法を取られているんじゃないかなと思います。
いい子はかわいがり、悪い子は叱ってしまう。だってにんげんだもの
教育する側にも感情があるのでなかなか難しいとは思いますが、客観的にタイプをとらえると中長期的に伸びる接し方は間違っていないと思います。
これからの時代、時間をかけてゆっくり育てていくような余裕はどこの企業にもありませんし、せっかくコストをかけて採用した新人をつぶすこともできないです。
そうなると教育する側がいかに新人の特性を見抜いて、その子の良いところを徹底的に伸ばしていくことができるかにかかってきます。
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